腫瘍科(がん・しこり)

犬の心臓(心基底部)腫瘍(Canine Heart Base Tumors)

犬の心臓(心基底部)腫瘍(Canine Heart Base Tumors)

心臓の付け根付近にできる腫瘍で、心臓の動きを邪魔したり、心膜の中に水(心嚢水)を貯めたりします。心基底部にできる「ケモデクトーマ」や「異所性甲状腺腫」などが代表的です。

疫学(発生傾向・予防):短頭種(パグ、ブルドッグなど)に多く見られる傾向があります。

診断(必要な検査):
心エコー検査:心臓の動きと腫瘍の関係をリアルタイムで確認します。
CT検査:心臓の大きな血管と腫瘍がどのように接しているか、手術や放射線治療が可能かを判断するために非常に重要です。

治療法:
心膜切除術:心嚢水が貯まって心臓を圧迫している場合、水を抜くだけでなく、心膜を一部切除して圧迫を解除する手術を行います。
内科療法・放射線療法:腫瘍自体の増殖を抑えるために検討します。

予後:腫瘍の種類によりますが、心不全症状をいかにコントロールできるかが生活の質に直結します。

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