当院では、犬・猫を中心に診療を行っております。
CTや内視鏡を備え、がん(腫瘍)や消化器疾患(口腔、胃腸、肝臓、膵臓など)を主に、検査から治療、入院管理まで一貫した対応を行っています。

これらの疾患には、治療が難しいものや高齢で発症するものも多く、動物への負担が少ない、安全で低侵襲な検査や治療が求められます。
当院では腹腔鏡などの内視鏡外科にも対応し、それぞれの状態に合わせた治療をご提案いたします。

当院は、腫瘍科・消化器科に特化した動物病院として、専門的な診断・治療を提供しています。CTや内視鏡、鏡視下手術などの高度医療を通じて、正確な診断と最適な治療を追求しています。
しかし私たちが最も大切にしているのは、医療技術そのものではなく、「一頭一頭にしっかり向き合うこと」です。
そのため当院では、診療を午前中に集約し、午後の時間を手術・検査・入院動物の集中したケアに充てる体制をとっています。診療と入院管理の時間を明確に分けることで、限られた時間の中でも一頭一頭に対して深く向き合い、変化を見逃さない継続的な医療と看護を実現しています。
特に手術後や状態が不安定な動物に対しては、回復の過程を丁寧に見守り、必要な処置やケアを即時に行えるよう、入院管理に十分な時間を確保しています。また、この時間は飼い主にとっても大切な意味を持つと考えており、面会やご説明の時間を確保し、治療経過や今後の見通しについて落ち着いてお話しできる環境を整えています。
がんや消化器疾患の治療においては、最先端の医療を行うことが常にその子にとって最善とは限りません。その子の状態やご家族の想いをふまえながら、「その子にとっての最善」を一緒に考えていくことを大切にしています。治療の選択肢をご提示するだけではなく、その子がどのように過ごしていくか、ご家族がどのように向き合っていくかまで含めて、対話を重ねながら治療方針を決定していきます。
そして、終末期の時間もまた医療の重要な一部であると考えています。動物が最期の時間を迎えるとき、飼い主が直面する深い苦しみに寄り添い、その子らしい時間をともに支えること。さらにその経験の先に、「また動物と暮らしたい」と思えるような心の回復までを見守ることも、私たちの大切な役割です。
治療から入院管理、そして看取り、その後の心の時間まで。私たちは、動物とご家族の時間に最後まで寄り添う動物医療を提供していきます。

院長
橋本 直幸

院長の経歴
出身   岡山県備前市
出身高校 岡山城東高校
出身大学 岐阜大学 農学部獣医学科

略歴
大学卒業後、さくら動物病院(愛知県)、倉敷動物医療センター アイビー動物クリニック(倉敷市)で勤務。
倉敷芸術科学大学で愛玩動物看護師教育に携わる。
岡山大学医歯薬総合研究科 博士課程(消化器外科学研究室)に在籍。

所属学会
岡山県獣医師会、日本獣医がん学会、日本がん学会、日本獣医麻酔外科学会、日本獣医画像診断学会
日本獣医がん学会 企画委員長、岡山県獣医師会 学術委員会 委員長

獣医師
橋本 美早

岡山県獣医師会、獣医麻酔外科学会、動物麻酔基礎技能認定医

安全で負担の少ない麻酔管理を担当します。術後から入院中に至るまで一貫した疼痛コントロールを行い、動物たちの身体的負担の軽減に努めます。
また、がん診療においては、終末期の緩和ケアにも力を入れ、痛みや苦しみを和らげることを重視しています。
単に治療を行うだけでなく、生活の質(QOL)を大切にしながら、その子とご家族にとって穏やかで最善の時間を過ごせるようサポートします。

愛玩動物看護師
掛碆 麻有

愛玩動物看護師
大山 倫花

ペットのご紹介

くるみ:スモールミュンスターレンダー
性別:女の子
2020.10.11生まれ

空:チワワ
性別:男の子
2015.1.1生まれ

ひまわり:黒猫
性別:女の子
2021.7.7生まれ

 

らいぞう:スコテッシュフォールド
性別:男の子
2022.9.17生まれ

あさ:黒猫
性別:男の子
2018.5.5生まれ

あめ:黒猫
性別:男の子
2018.5.5生まれ

院内施設紹介

犬専用診察室・入院室
大きなワンちゃんも乗れる大型犬用診察台と、広々した開放的な診察室を用意しています。犬専用入院室は大きなランケージで広々と過ごせます。常に人の目が届くように処置・検査室から入院室内が観察できる設計にしています。

猫専用待合・診察室・入院室
受付から診察、会計まで猫ちゃんがワンちゃんと対面しない設計にしています。診察室と猫専用入院室はリラックスできるよう、静かな環境を整えています。

面談室
獣医師や愛玩動物看護師と対話するための部屋です。インフォームド・コンセントや治療方針の相談を行います。また、入院中のペットとゆっくり過ごすための部屋です。

検査室
血液検査や尿検査、糞便検査など、診断の基礎となる多様な検査を迅速に行うスペースです。 その場で結果を確認できる体制を整えることで、病気の早期発見と速やかな治療開始につなげます。

処置室
採血、傷の手当、歯科処置など、多目的なケアを丁寧に行うお部屋です。 専用の多機能シンク(東京メニックス SC-120)を備え、動物たちの不安を和らげながら、常に清潔で安全な処置を心がけています。

オペ室(手術室)
高度な麻酔管理モニターや腹腔鏡システム、最新の無影灯を完備した、外科治療の要となる空間です。簡易陽圧システムを完備しており、常に清潔な空気を送り込むことで外部からの空気の流入を防ぎ、徹底した衛生管理と合併症(感染)の防止に努めています。

CT・レントゲン室
16列マルチスライスCTやデジタルX線、透視装置を一台の空間に集約した、画像診断の専門ルームです。室内の壁や扉には法的な基準を上回る放射線防護を施しており、待合室や周囲への安全性を徹底して確保しています。 短時間で高精細な画像を撮影することで、動物たちの被ばく量も最小限に抑えます。

専用駐車場(最大9台完備)
お車で安心してご来院いただけるよう、敷地内に駐車スペースをご用意しております。6台は横幅を2.8mと通常よりも広めに設計しています。 隣のお車を気にすることなくドアを大きく開けられるため、大型犬の乗り降りや、ペットカート・キャリーバッグの出し入れもスムーズに行えます。

 

医療設備

16列マルチスライスCT(東芝 Alexion16)
全身を詳細にスキャンし、がんの早期発見や進行度の診断を行います。

高精細内視鏡システム(富士フイルム LASEREO 4450HD)
特殊光(BLI/LCI)を用いた観察により、肉眼では見逃しやすい胃腸の微細な病変や早期がんを、お腹を切らずに検出・治療します。

低侵襲・腹腔鏡手術システム
小さな傷口で痛みの少ない身体に優しい手術を可能にします。肝生検や膵生検などの組織検査、胆嚢摘出など、術後の回復が早く、動物たちの負担を大幅に軽減します。

ICU(東京メニックス ICU-MENIOS)
酸素濃度、温度、湿度を精密に管理し、重症患者や術後の回復期にある子に最適な療養環境を提供します。

X線透視診断装置(東芝 KXO-15E、透視撮影台 KX-ADR)
レントゲンを動画のようにリアルタイムで観察できる装置です 。 体内の臓器や血管の動きを動画像で確認しながら、より緻密な検査・処置を行います。手術中にお腹を切ることなくカテーテルや器具を正しい位置へ導くためのガイドとして活用します。

超音波診断装置(富士フイルム ARIETTA 750 DeepInsight)
AI技術(DeepInsight技術)を活用した最新の超音波診断システムです。 従来の装置では判別が難しかった微細な組織構造を極めて鮮明に描き出し、腫瘍の早期発見や消化管の評価を可能にします。さらに組織の硬さをリアルタイムで数値化・可視化するエラストグラフィー機能を搭載しています。

自動血球計数装置(日本光電MEK-6558)
血液中の赤血球や白血球、血小板を迅速に測定し、炎症や貧血の状態をその場ですぐに把握することで、速やかな診断につなげます。

血液凝固分析装置(和光純薬 COAG2NV)
出血した際に血が固まる能力(凝固系)を迅速に測定します。 手術前検査として実施することで、予期せぬ出血リスクを事前に把握し、より安全な手術計画を立てることができます。

全身麻酔器(アコマ Vetac5)
導入と覚醒が非常にスムーズな麻酔薬(セボフルラン)を使用しています。 従来の麻酔薬(イソフルラン)に比べて体内から排出されるのが早いため、肝臓や腎臓への負担を抑え、術後の速やかな回復をサポートします。

高機能生体情報モニター(フクダME AM140M2)
手術中の動物の状態を監視するモニターです。 心拍や血圧だけでなく、呼吸中の酸素や二酸化炭素の濃度、肺に送り込まれる空気の量(換気量)まで精密に計測します。肺の膨らみ方をグラフで可視化するPVループ機能を搭載しており、麻酔中のわずかな呼吸の変化も即座に察知します。

電動昇降式診察台(HUMAX-EX-Z)
足元のスイッチで高さを滑らかに調整できるため、大きなワンちゃんも無理に抱き上げることなく、安全に診察台へ誘導できます。

医療用サージカルシンク(東京メニックス SC-120)
歯科処置や汚染部位の洗浄、術前の準備など、幅広い処置に対応する専用のシンク一体型処置台です。

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